1年生の交通安全教室
2023年4月14日 14時22分今年度も松山南警察署、松山南交通安全協会、東温市交通安全指導員、東温市危機管理課のご協力を得て、交通安全教室を実施しました。
小学校でも同様の教室は行っていて、その再確認が中心となります。
自転車は便利な乗り物ですが、危険な乗り物にもなり得ます。交通ルールとマナーの遵守を通して、自分の他人の命をぜひ守ってほしいと願っています。
今年度も松山南警察署、松山南交通安全協会、東温市交通安全指導員、東温市危機管理課のご協力を得て、交通安全教室を実施しました。
小学校でも同様の教室は行っていて、その再確認が中心となります。
自転車は便利な乗り物ですが、危険な乗り物にもなり得ます。交通ルールとマナーの遵守を通して、自分の他人の命をぜひ守ってほしいと願っています。
今日から終日の授業開始です。そのため給食も始まりました。
1年生には、給食時のルールについて学級担任から時間をかけて説明しました。結果、特に混乱もなく給食準備を終え、無事に「いただきます」。
1年生は、この先しばらくは「初めての~」が続きます。
今日の午後は入学式。
受付を済ませて教室に入ってくる新入生は、どの子も挨拶がよくでき、とてもよい印象を持ちました。
式辞では下記の内容を述べました。
皆さんが入学した重信中には、学校の教育方針を短い言葉で分かりやすく表した3つの校訓があります。1つ目は「自立」。言い換えると「自分で考えて行動する。」ということです。2つ目が「互敬」。これは「相手を敬い挨拶をする。」ということになります。そして3つ目が「協働」。言い換えると、「協力し最後までやり抜く。」ということです。そして、皆さんは、これら3つのことを、学校生活のいろいろな活動を通して、自分自身に身に付け、大人になる準備を進めていきます。
また、授業では、算数が数学になるなど、名前が変わる教科もありますが、どの教科も、小学校の学習内容が基礎となって、その上に新しい内容を積み上げていきます。小学校との違いをできる限り少なくして、中学校での学習が順調に進むよう、皆さんの授業に関わる先生方にお願いしていますので、安心して授業に臨んでください。そして、分からなかったり疑問に感じたりすること、困っていることがあれば、ぜひ近くの先生に伝えてください。皆さんにとって、まずはこの4月の学校生活が順調であることが大切だと、私も重信中学校の先生方も深く思っています。
(略)
最後になりましたが、1年生の皆さんは、今日の入学式で感じたこと、喜びや希望、ひょっとしたら不安も、それをぜひ、身近な人に言葉で伝えてください。コミュニケーションをする力は大事で、これからますます必要になってきます。中学校生活を通して、その力ももっと伸ばしていくよう、努めていきましょう。
慣れないうちは戸惑いがあったりトラブルが生じたりすると思いますが、この1年生なら頑張れると感じています。
また、会場準備や片付け等をきびきび行う3年生に、頼もしさを感じました。さすがは最高学年です。
今日は第1学期始業式。まずは2・3年生のスタートです。
いつものとおり、転任や復帰された先生方を紹介する新任式、始業式と順調に行い、生徒の関心が高い学級担任と部活動顧問の発表と続きました。
私からは式辞として、「新たなことに挑戦する5年度に」を話しました。以下、その概要です。
令和5年度が始まりました。
皆さんは、今日から始まる新しい学年に、様々な期待を抱いていると思います。あんなことをしてみたい、こんなことに挑戦したいなど、いろいろに思い描いている人も、多いのではないでしょうか。特に3年生は、体育祭のブロック幹部になりたい人もいると思います。確かに、前に立ってブロックのみんなを動かしている様子は、憧れる姿の一つです。
ところで、過去にブロック幹部を経験した人は、どの人も「やってよかった」と言うのですが、やり始めたときの意気込みとは、やや違った「よさ」を言う人が多いのも事実です。ブロック幹部を経験して感じる「よさ」とは、一体、何でしょう。
このブロック幹部の話は一つの例ですが、憧れて挑戦した結果、最初に想像していたこととは違うけれど、別の満足感を得ることは多いです。
みなさんは、ぜひ、この令和5年度を新しいことに積極的に挑戦する年度にしてみてください。今までになかった、別の自分の良さに気付くことがあるかもしれません。さらには、人としての幅が一つ広がるかもしれません。
そして、一つでも多く、自分の良さを見つけられる、また、周りでがんばっている人の良さを見付けられる、そんな令和5年度にしてほしいと思います。
生徒一人一人が抱いている今の前向きな気持ちを大切にし、充実した令和5年度にしたいものです。
令和5年度がスタートしました。今年度もよろしくお願いいたします。
教職員の役割分担がほぼ決まり、今朝は職員室内の席替えから始まりました。
大掃除も兼ね、机とロッカーの中身の大移動です。
今日は令和4年度最後の授業日でした。
修了式の式辞では、「成長」について私から次のように話をしました。
皆さんは、この1年間で、どのような成長がありましたか。
学力で、気持ちの上で、体力や健康で、なにがしかの成長があったと思います。
この1年間、重中生の様子を見ていて、行事を経験するたび、皆さんに、大人としての準備が少しずつ進んでいくのが、私にはよく感じられました。このことは、重信中学校の良き伝統でもあります。
修了式の後、教室に戻って、皆さんも、学級や個人で自分自身の成長を振り返ってみてください。
この「成長」について、私自身が思っていることを1つお話しします。
自分自身の成長に関して、他者からの評価が気になるのは、よくあることです。「以前と比べ、この部分が良くなってきた。」等と伝えられると、うれしくなるのは当然の感情ですし、それが今後への励みにもなります。
では、その成長を長続きさせるには、何に気を付ければ、よいでしょう。
私は、他者からの評価以上に、自分自身の中に目標や基準を持ち、それに照らし合わせながら、成長のための努力を続けることが、長続きさせるポイントだと思っています。
端的に言い換えれば、「他人と比べることより、今の自分自身をライバルにすることを重視してほしい。」ということです。また、そのように努力を続けている自分自身を好きになることも、成長し続けるコツの一つだとも思っています。
皆さんは、どうでしょう。
他人と比べるのではなく、自分の中に成長の目標や基準はありますか。
さて、明日から2週間の春休みです。
この2週間は、次の学年に向けた準備をしっかりと行ってください。
また、新型コロナウイルス感染症への対策は、いろいろな点で個人の判断となってきます。ですが、手洗いや換気、密を避けるなど基本的なことは何も変わりません。自分自身の健康と、周りにいる配慮すべき人や場面に対し、気配りを忘れないでください。
校内では桜が満開を迎えています。
2週間後、新しい学年に対し、元気に臨んでいる重中生の姿が楽しみです。
今日、重信中学校第65期生が卒業を迎えました。
私からは、式辞で、本人や保護者への祝意と来賓への謝意とともに、卒業生に向けて、「これまでのこと」と「これからのこと」の大きく2点を話しました。
以下、「これからのこと」に関する概要です。
皆さんが生きていくこの先は、今まで以上に先が見通せない予測困難な時代となります。ですが、そんな時代でも変わらないこと、変えてはいけないこと、むしろ大切にしたいことは、「人と人とのつながり」です。どんなにAIが発達しようが、少子化・人口減少や高齢化、グローバル化が進もうが、人と人のつながりは不変です。この先、人と人とのつながりを大切にし、保つために、まず「周囲の方々に感謝する。」ことを心掛けてください。私たちの生活は、自分一人だけの力で成り立っているわけではありません。周囲の人の支えがあって、初めて成り立つことであり、これは大人になっても全く同じです。その支えに気付き、その支えに対する感謝を、言葉や態度で伝えてください。
また、段階を踏みながら「社会を構成する一員として、自分はどのように生きるのか。」を意識し、それを少しずつ行動に移してください。同時に、自分の現状を冷静に把握するとともに、見た目だけにとらわれず、物事の本質が潜んでいる背景や理由を考える習慣を身に付けてほしいと思います。そして、大事な内容は「自分が直接見て確かめ、自分で判断する。」ことを重視してください。以前にも話しましたが、人の一生は、大なり小なりの判断・決断とそれに基づく行動の繰り返しです。より望ましい判断・決断をするためにも、今後も、勉学や様々な活動に一層励み、社会のよき構成員となるべく、卒業後も経験を深めてほしいと願っています。
卒業生の前途に幸多からんことを。
今日の午後は生徒総会。どのような様子なのか、とても関心を持って見せていただきました。
議案に関して、いろいろな立場や考えから意見交換ができていたのは、とてもよい感じを得ました。
また、この総会に向けての諸準備も、よく取り組めていたと思います。
なお、総会後の私からの講評は、概ね次のように話しています。
学校は社会の縮図で、多くの人が集団で活動しているため、ルールが必要なのは当然です。
ただし、ルールをつくるには、話合いによる合意形成が必要となります。
この話合いをしていく経験は社会を構成する一員として必要だし、皆さんが今日行っている経験は、将来必ず役に立ちます。
結果よりも過程。銀嶺会(生徒会)は、合意形成の過程を経験する場としても、大切な存在だと思っています。
3年生に卒業アルバムと記念文集を渡しました。
早速、各教室では、眺めたり互いにメッセージを書き込んだりしていました。
毎年のことではありますが、改めて卒業を感じさせる光景です。
明日3月11日は、12年前に東日本大震災が起きた日です。
今年は土曜で学校が休みのため、今日の給食時に、私から次の内容を放送で全校に話しました。
明日3月11日は、何が起きた日か知っていますね。12年前に東日本大震災が起きた日です。
地震や津波で亡くなった方が約1万6千人、避難先で亡くなった方を含めると、約2万2千人の方がこの大震災で命を落としました。また、今なお行方が分からない方が約2千5百人いらっしゃいます。
皆さんは、この大震災のことを直接は覚えていないと思いますが、12年前のその日、震源地から1000km以上も離れたこの愛媛で、地面が数回波打ったことを、私は今でも鮮明に覚えています。
このような大きな被害をもたらす災害は、日本に限ったことではありません。最近では、約1か月前にトルコとシリアで大規模な地震が起き、少なくとも5万人以上もの方が、命を落としています。
地震に関する予測の精度は、上がりつつあるものの、予知となると、まだまだ難しいのが現状です。
皆さんには、この機会に、自分の身の回りで予想される災害に備え、今の自分にできることを考えて、1つでも多く実践してほしいと思います。
また、今一度、命の尊さを心に留め、自分自身を大切にするとともに、自分以外の人も大切な存在だという意識と態度を、改めて持ってください。
そして、明日11日は土曜日で学校は休みですが、できることなら、地震発生時刻の午後2時46分に、この東日本大震災でお亡くなりになった多くの方々のご冥福を、祈ってほしいと思います。
震災を風化させず、震災からの教訓や経験を将来に生かせるよう、教育を進めていくことも、我々の大きな使命の一つと捉えています。