寒波の到来で雪の終業式となってしまいました。「なにもこんな日に限って」とも思いますが、致し方ありませんね。
式辞では、生徒に次のことを話しています。
2学期で登校するのも、今日が最終となりました。また、令和4年も、あと1週間ほどで終わりを迎えます。
そんな中、以前ほどではありませんが、この時期になると、いろいろなメディアが「今年の10大ニュース」を取り上げています。
例えば、スポーツだけでも思いつくままに、今年のサッカーワールドカップ、北京冬季オリンピック、大谷翔平選手の2桁勝利・2桁ホームラン等…。
それでは、皆さん自身の出来事で、「今年の10大ニュース」は何でしょうか。
うまくいったこと、うれしかったこと、逆に、失敗したことやつらかったこと等、いろいろあると思います。
私のこの話の後でいいので、自分自身で振り返ってみてください。
その際、この「振り返る」ということについて、皆さんに、ぜひ意識してほしいことがあります。
過去に起きたこと・起こしたことを、今から変えることはできません。
それでも、これまでの出来事を振り返ることを通して、何がよかったのか、何がいけなかったのか、それらの原因は何か、この次にどうすればよいか等を考えることはできます。
「この次にどうするか」にしっかりと焦点を当てて、今年を振り返り、新しい年である令和5年を迎えてほしいと思います。
さて、明日から1月9日(月)まで、例年より3日多い17日間の冬休みです。
新型コロナウイルス感染症が拡大していて、今回も、いろいろと気を付けるべき冬休みになるとは思いますが、それでも、年末年始における家の伝統行事が経験できる、大事な休みです。
また、3年生は自分の進路の実現に向け、追い込みの時期にもなります。
感染症対策を確実に行い、一人一人が充実した冬休みにしてください。
1月10日(火)に、全校生徒が元気な様子で学校に来ることを楽しみにしています。
今日は生徒会主催の「命の集会」が開かれました。
演劇部による劇、給食委員会と保健委員会による発表、スクールカウンセラーの先生による講演と、2時間あまりの内容でした。
私も閉会時の挨拶の中で、命に関する自分の思いや生徒への問いかけを話しました。以下、その内容です。
(略)
さて、「命は大切」ということは、誰もが分かっています。
なのに、世の中では不幸な出来事が後を絶たない。何故なんでしょう?
皆さんは日々の生活の中で、「命は大切」を、どのように具体的に示し行動していますか。
私個人は、「命は大切」の具体的な実践を、次のように捉えています。
第一に、自分を大切にすること。そのためには、自分の好きなところを、少しでも多く見つけること。
第二に、自分の周りの人を否定しないこと。そのために、まずは傷付く言葉を言わないこと。
第三に、周りの人に感謝し、言葉に出して伝えること。他者からのプラスの言葉は、言われる側にとってうれしいものです。
もう一度問います。皆さんは日々の生活の中で、「命は大切」を、どのように具体的に示し行動していますか。
皆さんは、あなたの周りにいる誰かにとって、かけがえのない大切な存在です。
その誰かは、親かもしれない。友達かもしれない。先生かもしれない。近所の人かもしれない。顔は知らないけれどSNSでつながっている人かもしれない。
でも、皆さんの存在が、その人に安心や元気を与えています。
皆さんは、そのことを意識することはないだろうけれど、それは、とてもすごいことなんです。
それだけでも、皆さんがご先祖様から命を受け継いで、この世に生まれてきた意味が十分にあると、私は思っています。
今日の集会を通して、今一度、「命の大切さ」を自分で考えてみてください。
本校の生徒が「税についての作文」で入賞し、本日、松山税務署から表彰を受けました。
作文は税と選挙のことを関連させた内容で、とてもよく書けていたと表彰時にほめていただきました。
重信中生のすばらしい面を認めていただいたことは、私自身、うれしく感じています。
今日から金曜まで、途中に休日を挟んで期末テストを実施しています。
様子をうかがうと、生徒はテスト時間をいっぱい使って問題に取り組んでいました。
以前にも記しましたが、テストで測る学力が全てではありません。ですが、大きなウエイトを占めています。
どの生徒も、最終日まで体調管理に気を付け、自分のベストを出し切ってほしいと願っています。
今日の午後、県下の小学6年生・中学1年生の全員が参加する『えひめいじめSTOP!デイ』ライブ配信授業が開催され、重信中学校でも、1年生が各教室でライブ配信を視聴し、いじめについて考えました。
その授業の中では、劇「天国のシロ」が披露されました。実はその劇に、重信中3年生の一人が演者として出演しています。
人権集会などでは人権劇が行われることがよくあります。それに出演した人がよく言うことに、「演じることで、その人の気持ちがよく分かった」等があります。
今回の劇「天国のシロ」を演じて、この3年生はどういうことを思ったのでしょう。また、見ていた1年生は何を感じ取ったのでしょう。
今日の配信授業が、本校の演者・視聴者の両方に対して、何かのよいきっかけになればいいなと感じました。
今日の午後7時頃は皆既月食でした。重信中からも、その様子は写真のとおりきれいに観測できました。
今回の皆既月食は惑星(天王星)食も同時に見られ、442年ぶりの現象とか。
ある先生は、この月食を「いくらの卵みたい。」と表現しました。なるほど。
3年ぶりに東温市音楽会が参集で開催されました。
重信中学校からも、校内合唱コンクール3年最優秀クラスが代表で出演し、見事な合唱を披露して盛大な拍手をいただきました。
私も会場にいて、生の合唱や合奏を実際に聴くことができました。どの小中学校もとても見事で、何度も感動を覚えました。このことは、会場にいた小中学生も一緒だろうと思います。
コロナ禍ではありますが、実際に見聞きすることの大切さを痛感した音楽会でした。
修学旅行2日目が終わろうとしています。
今日は京都市内のタクシー研修が主な活動でした。自分たちが立てたコースに従って古都を学ぶ経験は得がたいものだったと思います。
そんな中、研修中のタクシー会社さんの対応には感謝でした。
本部への定期的な連絡、生徒の見学の様子から考えた今後のコース変更の提案、また、車内に忘れ物を見つけて、遅い時間にも関わらず宿泊先に届けてもくださいました。徹底したプロ意識を見た気がします。
プロ意識と言えば、宿泊先も同様です。
社長さん以下、スタッフ全員が丁寧かつ無駄のない動きを行っています。特に、夕食時にそれを強く感じました。
今日の夕食は修学旅行定番の「すきやき」食べ放題でした。コロナ禍前であれば班単位で鍋をつつくことができ、スタッフの省力化も兼ねていたメニューです。
ですが、今日は一人一人の鍋で対応していただきました。コロナ対策をしながらでも修学旅行のよい思い出を作ってもらいたいという、ホテルとしてのおもてなしを、しっかりと感じることができました。
どちらの皆様にも本当に感謝です。