「命の集会」を通して
2022年12月8日 18時02分今日は生徒会主催の「命の集会」が開かれました。
演劇部による劇、給食委員会と保健委員会による発表、スクールカウンセラーの先生による講演と、2時間あまりの内容でした。
私も閉会時の挨拶の中で、命に関する自分の思いや生徒への問いかけを話しました。以下、その内容です。
(略)
さて、「命は大切」ということは、誰もが分かっています。
なのに、世の中では不幸な出来事が後を絶たない。何故なんでしょう?
皆さんは日々の生活の中で、「命は大切」を、どのように具体的に示し行動していますか。
私個人は、「命は大切」の具体的な実践を、次のように捉えています。
第一に、自分を大切にすること。そのためには、自分の好きなところを、少しでも多く見つけること。
第二に、自分の周りの人を否定しないこと。そのために、まずは傷付く言葉を言わないこと。
第三に、周りの人に感謝し、言葉に出して伝えること。他者からのプラスの言葉は、言われる側にとってうれしいものです。
もう一度問います。皆さんは日々の生活の中で、「命は大切」を、どのように具体的に示し行動していますか。
皆さんは、あなたの周りにいる誰かにとって、かけがえのない大切な存在です。
その誰かは、親かもしれない。友達かもしれない。先生かもしれない。近所の人かもしれない。顔は知らないけれどSNSでつながっている人かもしれない。
でも、皆さんの存在が、その人に安心や元気を与えています。
皆さんは、そのことを意識することはないだろうけれど、それは、とてもすごいことなんです。
それだけでも、皆さんがご先祖様から命を受け継いで、この世に生まれてきた意味が十分にあると、私は思っています。
今日の集会を通して、今一度、「命の大切さ」を自分で考えてみてください。