今日は第1学期の終業式です。
ただし、私の式辞に至るまでに、賞状伝達、壮行会、代表生徒による1学期の反省等、生徒自身の言葉を聞く機会が多くありました。
どの生徒も堂々とした態度でしっかりと自分の言葉で語っていて、「重信中生ってすばらしいなぁ。」と再認識した次第です。
私の式辞では次のことを話しました。
全校の皆さん一人一人の第1学期はどうでしたか。
2・3年生には、第1学期始業式の際に「1年生が憧れる先輩になりなさい。」、すなわち「自分の魅力や長所を伸ばしてください。」と伝えました。
また、1年生には、入学式の際に「自立」を大事にすること、すなわち「自分で考え、判断し、行動する」力を身に付けてほしいと話しました。
どちらも、少しは実現したでしょうか。自分自身で振り返ってみてください。
明日から8月末までは夏休み。
県内では新型コロナウイルス感染症の陽性者がこれまでになく急増しており、油断がならない状況です。
換気・マスクの正しい着用・手洗い・密を避ける等、基本的な感染予防対策の徹底を継続するとともに、熱中症にも十分気を付け、元気に夏休みを過ごしてほしいと強く思います。
進路に関する話を3年生全体に行いました。
本当は3年生全員を前に話したかったのですが、コロナや熱中症の予防のため、今は全員が1か所に集まるのは難しい状況です。
よって、3年2組が代表になって図書館で話に参加してもらい、他の学級はテレビでその様子を視聴する形をとりました。
私が伝えたかった話の結論は次の3点です。
① まず将来の自分を思い描く。これが大前提!
② 希望進路先のニーズをしっかりと確認する。(募集要項などに記載されている。見学会等でも確かめることができる。)
③ ②のニーズに応えるべく、夏休み中に自分の魅力を増やす努力をする。
相手がある以上、自分の都合だけで物事は進みません。 3年生には、相手意識をしっかりと持って夏休みを有効に使ってほしいと思っています。
今日の5時間目は、次の生徒会本部役員を選ぶ選挙でした。
本来なら、全校生徒が体育館に集まって、立候補者の討論会を聞き、その後に投票という形式なのですが、コロナの影響で、立候補者のみ体育館に集まって、他の生徒は教室のテレビで視聴することになりました。
「重信中のために」という視点で全員が考えるこの時間はとても貴重だと思いますし、実際、立候補者の演説を聞いている生徒みんなの表情は真剣でした。
これからも大事にしたい、重信中学校のよき伝統です。
現在、1年生の家庭科は、SDGsについて学んでいます。
今日も東温市から講師をお招きして、「持続可能な食生活を送るために、できることは何か。」を課題に学習を進めました。
買い物のシミュレーションから、地産地消の重要性や廃棄ロスの問題に目を向け、自分たちにできることを考えていく内容です。
身近な話題を題材にしており、生徒にとって考えやすい授業展開でした。
ということは、SDGsのために自分たちができることは、身の回りにいくらでもあるということです。
この授業を通して、生徒一人一人の意識と行動が少しでも変わってくれればと思いました。
今日の午前中、県や市の教育行政の皆さんが来校されました。
授業の様子を見ていただくとともに、今後の学校運営について、多様な視点からご意見を伺うことができました。
迎える側としては、環境を整えたり授業準備をしたりと何かと忙しい思いをする学校訪問ですが、それでも、外部からいただく意見は貴重です。
今回の訪問でいただいた意見は、教職員で共有して今後に生かしたいと思います。
ただ、生徒的には「誰か来たのかな。」程度で、授業に影響があまり出なかったのには、ちょっと安心しました。
個別懇談2日目。3年生は三者面談を実施しています。
その時間待ちなのか、職員室前の廊下で新聞に目を通している3年生がいました。
何に関心があるのか尋ねると「参院選」とのこと。
よく考えれば、あと3年もすれば、今の中3生にも選挙権が与えられます。
今から関心を寄せることは大事なことだなと納得した一コマでした。
3年生を対象に、松山税務署から講師をお招きして租税教室を開きました。
今回も、コロナと熱中症予防のため、昨年度と同様に放送を通じての授業です。
授業では、税金の種類や使い道など、分かりやすく説明していただきました。
でも、生徒の印象に一番残ったのは、教卓に置かれた札束(残念ながら見本でした。)だと思います。
この札束の金額は、義務教育9年間で教育費として愛媛県が子ども1人当たりに支出する金額と等しいのだそうです。もちろん、それらは全て税金で賄われています。
私自身もこの事実を知って驚きでした。
今日の午後は、学校事務の共同実施について、中予教育事務所から訪問を受けました。
この訪問は、諸帳簿等の確認を通して、学校事務をより適正に進めるために改善すべき点を検討することが目的です。
来校された皆さんは、さっそく、図書室に並べられた東温市各小中学校の書類を確認していました。
学校は教員と生徒だけで成り立っているわけではありません。
教育活動を支える学校事務がしっかりと機能してこそ、教育効果が十分に期待できます。
今回の訪問で、私自身、そのことを改めて強く感じましたし、本校の教員や保護者の方にも分かっていただきたいと思います。
中予教育事務所の皆様、お忙しい中、ありがとうございました。
今日の午後は、進路説明会、地域学校安全委員会、学校運営協議会、学校関係者評価委員会と大忙しでした。
それでも、高校の先生方と多様な話ができましたし、地域の様々な立場の方から貴重な情報や意見をいただくことができました。
皆さんと話しながら、軸足として強く感じたのは、全て「重信の子どもたちのため」。
今日の各種会合の内容を、今後の学校運営に生かしていきます。
今日午前11時の段階で、重信中学校屋外での暑さ指数(WGBT)値が31を超えました。
従って、今日の午後は、外(プールを除く)や体育館(柔剣道場を除く)での活動を禁止にしました。
なお、放課後の部活動については、午後3時頃に測定し、その時の値で判断します。
ところで、この暑さ指数(WBGT)値は、2枚目の写真のように専用の器具を用いて測定しています。
また、各所で使えるように、簡易型も複数準備しています。