生徒協議会

2019年1月23日 13時48分

 昨日放課後、生徒協議会が行われました。生徒協議会は、銀嶺会(生徒会本部役員)、各クラスの学級委員、専門委員会の委員長が集まり、よりよい学校生活を送るための話合いが行われるものです。

 専門委員会や各クラスからいくつかの提案があり、その中で「通路のスロープが急なので直すべき」という意見が出されました。これについて「車椅子を利用する人が通る時怖いと思うし、いつでも車椅子の人が利用しやすいように、もっと緩やかにした方が良いと思います」という賛成意見がありました。その話合いを聞きながら、昨年行われた「命の集会」や、月に1度行っている「ブリリアント・ディ」が頭に浮かびました。実際には、防火扉の関係で、スロープの角度を変えることはできないそうです。しかしながら、身のまわりにある福祉(だんの・らしを・あわせに)に目を向け、さまざまな違いを持ったみんながより快適に学校生活を送ることができるように、しっかりと考えて出された素晴らしい意見だと思います。そこに気づくことができた重中生、思いやりの心が育っています!

 また、3年生からは「避難訓練をもっと増やしてほしい。昨日も地震があり、将来高い確率で起こるだろうと言われている南海トラフ大地震にも備えた方が良いから」という意見が出されました。こちらについても、命の集会で、安全委員会から防災意識を高めようという発表がありました。命の集会で学んだことを大切にし、普段の生活に生かしていこうとする姿勢が素晴らしいですね。

 他にも「朝の挨拶をもっと元気にしたい」という提案があり、早速、今日の昼の放送で銀嶺会から呼びかけが行われました。みんなの意見を聞いて、すぐに行動に移す銀嶺会メンバー、さすがです!明日の朝は、いつも以上に気持ちの良い挨拶でスタートできるといいですね。

 さすが全校から代表者が集まってきている会ですね。建設的な意見がたくさん出て、本当に誇れる重中生徒会(銀嶺会)だと思います!(生徒会コーナーの掲示板も紹介させていただきました。)