ファシリテーショングラフィックに挑戦してみました。
2018年7月17日 18時40分今回の生徒会役員選挙には、18名もの生徒が立候補してくれました。そこで、18人が一度に討論したのでは、わかりにくいと考え、9名ずつの2班体制で討論してもらいました。討論会では、討論が見えるようにファシリテーショングラフィックという手法を用いました。簡単に紹介します。
① ②
③
④
①会場の様子です。会場の右上にスクリーンがあります。ここに、各候補者が発言した主旨を表示していきます。
②制限時間の中で、各候補者は自分の意見を述べたり、他の候補者に質問したりします。
③誰がどんな発言をしたかが、リアルタイムで表示されます。ですから、討論の方向性を会場にいる全員が共有できます。
④もちろん候補者も見ることができます。ですから、誰がどんな発言をしたか、誰が発言していないかが一目瞭然で分かるので、発言の少ない人に発言を譲ることができます。
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⑤記録は二人で行いました。聞き漏らしがないか、二人で確認し合いながら書いていきます。
⑥全校生が見ている緊張感と短い時間でまとめなくてはならないプレッシャーとで表情も真剣です。
⑦あらかじめ用意しておいた候補者のカードを貼り付けて、そこに意見を書いていきました。息の合った二人が、見事に発言をまとめていきます。(討論会の成否は、記録者にかかっていると言っても過言ではありません。)
⑧ペンは、黒、赤、青の三色を使いました。写真を見てください。左手で素早くペンを取り出せるような持ち方をしています。これを、ファシリテーショングリップといいます。(名前がかっこいいですね。)
こういった努力で、たくさんの立候補者でしたが、とても分かりやすい討論会になったと思います。学級会や各種委員会の話し合いなどでも役立ちそうですね。ぜひ、挑戦してみてください。