認知症サポーター養成講座

2018年10月12日 12時05分

 昨日、1年生は総合的な学習の時間に交流学習を行ったり、『認知症サポーター養成講座』を受講したりしました。ここでは、『認知症サポーター養成講座』の様子をご紹介します。

 東温市包括支援センターから1名、地域のボランティアとして2名の計3名の講師の先生にお越しいただきました。「認知症はだれにでも起こりうる脳の病気です。しかし、周囲の理解と気遣いがあれば、穏やかに暮らしていくことは可能です。」

 まず、認知症について正しい知識を持つことが大切だということがよくわかりましたね。

 途中、認知症の「ツルさん」、ツルさんの息子「ひろしさん」、それぞれの立場になって気持ちを考える場面がありました。もし自分がその立場だったら・・・と真剣に考え、話し合う姿が見られました。認知症に限らず、だれでも安心して暮らしやすい社会をつくっていけるといいですね。

 最後に、生徒の感想を紹介します。「認知症についてくわしく知ることができてよかったです。特にボランティアの方の体験談を聞いて、何回も何回も同じことを聞かれるといらいらしてしまうと思うけど、寄り添うことが大切だと気づきました。もっと前向きに、認知症の人もそうでない人もみんな平等に、お互いに支え合っていければいいなと思いました。」「認知症の人の立場になって考えると、家族や友達が全く知らない人になっていて、その人たちから怒られたり知らない場所に閉じ込められたりするのはとても怖いと思いました。困っている人がいたら、相手はどんな気持ちなのだろうと考えて行動したいと思いました。」