Over the top ~「重」ねる思い、「信」じ合える友と~ ⑤
2018年9月17日 09時30分Over the top(限界を超えて)ブロックみんなの思いを「重」ね、友を「信」じ戦った競技の様子を振り返ります。
14_応援合戦
午後最初の種目は、応援合戦です。3つのブロックとも甲乙つけがたくとても素晴らしく、迫力のある応援でした。一糸乱れぬ動き、気合いに満ちた声と表情、アイデアにあふれた応援の構成、本当に素晴らしい応援でした。
朱雀ブロック
大集団がリーダーを隠すように弧を描き移動しながら、リーダーの衣装が、黒から赤への早替わり。そこからは違うテンポで、鬼気迫る表情で迫力ある応援。思わず鳥肌が立ちました。
青龍ブロック
大人数を生かした迫力ある声、リーダーの一糸乱れぬ振り付け、そして、何より扇子を上手く使った演出、本当にきれいに整った応援でした。扇子のキビキビとした動きがいつまでも印象に残りました。
白虎ブロック
応援団長とブロック長を中心に応援リーダーが全体をぐいぐいと引っ張りました。そして、そのリーダーたちに負けまいとみんなが力の限りの声をとどろかせます。応援リーダーの美しく変化のある動きと隊形が印象的でした。
16_綱引き
綱引きです。各ブロックの選手が力一杯綱を引きます。ブロックそれぞれに作戦があり、間隔を広く取るブロックや短くとるブロックといろいろです。応援団長などブロック幹部が応援旗をもって声をかけます。選手たちは心と力を重ね合わせて綱と向き合います。
17_むかで競争
むかで競争はまれに見る大接戦になりました。1年生、2年生、3年生とたすきをリレーするのですが、順位がめまぐるしく変わる大接戦となりました。
練習では見られなかった転倒が続出しました。不思議に思って、競技後、理由を聞いてみると歓声と応援の声でかけ声が聞こえなかったのだそうです。それぐらいグラウンドは大歓声に包まれました。結果は、タッチの差で白虎が制しました。
18_ブロック対抗リレー
競技の最後に行われるブロック対抗リレーです。各ブロックのエースたちが集結して、ブロックの威信を掛けて走ります。大歓声に包まれてレースが始まりました。
レースは大接戦になりました。さすが、各ブロックから選ばれただけのことはあり、すごい迫力のレースになりました。アンカーはゴールに飛び込むようにして走り終えました。中には、ゴール寸前で抜かれ悔しさのあまり地面に突っ伏して悔しがる選手も・・・。会場からは、すべての選手に温かい拍手が送られました。
よっぽど悔しかったのでしょう。でも今日の悔しさは明日への成長につながります。さあ、立ち上がって前に進め!
19_ハートを一つに
プログラムの締めくくりは、3年生によるダンスです。すべての競技を終え、みんな優しい笑顔で最後の演技に臨みました。
生徒たちのはじけるような笑顔を目の当たりにしていると、大きな感動が胸に押し寄せてきました。
閉会式
まず、学年種目の表彰がありました。続いて、競技の部、応援の部、パネルの部の結果発表です。発表をする生徒の一言一言を祈るような気持ちでみんなが聞いています。・・・そして、発表の後には、喜びと悔しさの涙が見られました。
表彰の後、生徒会長がたたく太鼓のリズムに合わせて全校生で校歌を歌いました。大きな歌声が、空の雲を吹き飛ばすように響いていきました。こうして、自分の全力を超えた力を出し切り、重中生全員の心が一つに重ね合い、友を信じて戦った感動の体育大会が終了しました。
Over the top ~「重」ねる思い、「信」じ合える友と~