3年生 租税教室を行いました

2019年7月9日 15時17分

 本日、松山税務署より講師の方をお招きし、3年生を対象に租税教室を行いました。

 講師の方の質問に対して、たくさんの手が挙がるなど意欲的に取り組んでいました。

 まず、税に関して、
「税金はなぜ必要なのか?」
「税金を公平に集めるとは?」
という視点で説明をしていただきました。

 税金は警察、消防、学校、ゴミ収集、医療費、道路の改修・整備などに使われており、いろいろな施設を維持するために使われてもいます。

その共通点として
①街のみんなが利用すること
②営利目的ではないこと
③街に必ず必要であること
が挙げられました。

 税金を使って行われるサービスのことを「公共サービス」と呼び、豊かな生活を送るため、健康に生きるため、安心して暮らせるように、文化的に暮らせるように公共サービスが提供されています。
 その公共サービスについてのクイズも出されました。

問題「税金で負担する愛媛県の中学生1人あたりの1ヶ月の教育費はいくらでしょう?」

 ①約28,000円 ②約58,000円 ③約98,000円

答えは③の約98,000円です。中学生1人につき10万円以上のお金が税金から支払われていることになります。

一日一日の生活を大切にしなくてはいけませんね。

 後半の講義では、税金の集め方について、グループワークの時間もありました。

 収入の違う人たちからいくらずつ税金を払ってもらうかという課題でした。

 公平に税を納めるためにはどうすればよいか考えた金額を近くの友達と意見交換しました。

「それは多いよ!」「もっと多くした方がいいかも」といった意見を出しながら、話し合うことができていました。

 この金額が正解ということはなく、税金は納める人が公平だと思う集め方をしなくてはいけませんね。今後、3年生は社会科の授業で政治や経済について学ぶことになります。今回の学びを是非生かしてもらいたいと思います