教室の環境衛生検査! CO2を測定しました。

2020年2月6日 09時47分

 今日は、学校薬剤師さんに来校いただき、「デジタルCO2モニター」をお借りしました。使い方も教えていただき、早速、測定。

 まずは、1時間目終了間際に1年生の教室へ・・・

 英語の授業で、大きな声で全員が、一生懸命に群読をしていました。発音もなかなか素晴らしい。

 そして、測定結果は・・・2020ppm(東京オリンピックの年と同じ数字が出てしまいました!!)

 この結果は、学校環境衛生基準の1500ppmを大幅に超えています

 今朝はとても冷え込んだので教室には暖房が入っています。そして、大きな声での群読もありCO2の濃度が上がったのだと思います。このように締め切った教室では、50分の授業中にCO2濃度が2,000~3,000ppmになってしまうのです。

 そこで、休憩時間は、サーッと窓を開けて一斉に教室換気です。すると、みるみるうちに数値が下がっていきました

 CO2 濃度が高いということは、「教室の空気が汚れている」「酸素濃度が低くなっている」ということです。

 このような状態が続くと、肩こりや頭痛・眠気が起こりやすくなります
 そして、今日のような、気温が低く乾燥した時は、インフルエンザなどのウイルスが繁殖しやすくなっています

 CO2 濃度の基準である1500ppm 以下になるよう、こまめな教室換気に努めましょう。寒くても我慢です。

 今週は、インフルエンザ0が続いています。この調子でがんばっていきましょう。ただ、マスク不足が心配です。生徒からも「家のマスクがなくなりそうです。店にも売っていません。・・・どうしたらいいですか?」という質問もあります。学校の予備も残り少なくなっており、購入するにも困難な状況が続いています。・・・当面は、工夫と知恵で乗りきるしかありません。