思春期教室を行いました ー3年生ー

2019年11月13日 15時19分

 ”人間と性”教育研究協議会から講師の先生をお迎えして、「互いを尊重した恋愛とは?」というテーマで講義を行っていただきました。

 異性に興味をもちはじめた思春期真っ只中の3年生にとっては、恋愛の講義は関心のある内容でした。

 キーワードは「対等」「安全」「安心」

 好きな人と交際する際に、互いが対等な立場で大切にし合える関係を作ることが大切です。

 恋愛と性的接触、妊娠(産む選択と産まない選択)、性感染症の危険性、性犯罪の被害など日頃の授業では聞けない内容を、ていねいにお話ししていただきました。

 性について、間違った知識があふれている現代では、正しい知識を身に付けて自分を守り、大切な相手を傷つけないようにしなくてはいけません。

 講義がはじまり、はじめはにやけてしまった生徒たちも、次第に今回の講義の大切さに気付き、真剣な眼差しで講義を聞くことができていました。

 講義後は、デートDVの例に対して、教室で話し合いや自分の考えをまとめる時間もありました。

【生徒の感想】

 ・お互いが対等な関係で安心できるような恋愛をしたいと思った。

 ・今までは性について、ふざけて話していたが、今回の話を聞いて真剣に考えることができた。

 ・誤った行動で自分が後悔し、相手を傷つけてしまうことに気付くことができました。

 ・自分が将来付き合うときには、自分のことを考えてくれる人と付き合いたいと思いました。

 

 今日の思春期教室は自分の人生という物語をより良いものするための講義でした。

 もし性や人間関係のことで困ったときは、一人で悩まず、まわりの信頼できる大人に必ず相談をしましょう。