命を守る体験活動「緊急指令!人が倒れました!」partⅡ・Ⅲ 『消防・ドクターヘリ合同シミュレーション訓練』
2024年11月25日 17時30分3年生は、命を守る体験活動「緊急指令!人が倒れました!」の 続編として『消防・ドクターヘリ合同シミュレーション訓練』を行いました。
前日には、県立中央病院と愛媛大学医学部附属病院から講師の先生をお招きして、ドクターヘリの運行に関する学習やクイズ大会を実施しました。
クイズ大会は、班対抗で行われ、それぞれの班が知恵と工夫を凝らして挑戦しました。ドクターヘリに関する新しい発見もたくさんあり、楽しみながらもしっかりと知識を習得し、翌日のシミュレーション訓練に向けて準備しました。
そして迎えた、合同シュミュレーション訓練当日、 東温消防署をはじめとする、たくさんの関係諸機関の方々が来校されました。
まずは、心肺蘇生法の一連の流れを復習しました。その後、生徒たちが和やかに談笑していると、突然先生が倒れるというシナリオです。
生徒たちは、習得した一次救命措置を手際よく実践していきました。途中で想定外のことが起こりましたが、臨機応変に判断し、懸命に救命措置を継続する姿がありました。その後、駆けつけた救命救急士の方による特定行為が行われ、ドクターヘリを要請、ヘリ到着後フライトドクター・ナースに引き継ぐところまでが訓練でした。生徒や救命救急士をはじめ、救命措置にあたっている方々の姿は真剣そのもの。会場の雰囲気も「一人の命を助ける」という緊張感に包まれました。
訓練の後は、展示車両の見学や衣装の試着など、普段ではできない様々な体験をしました。
今回、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。この貴重な学びを、実践できる力として身に付けていきたいと思います。
3年生のみなさん、一人ではまだまだ不安なところもあると思いますが、勇気ある一歩が大きな力となり、一人のかけがえのない命を救うことに繋がります。みなさんのその一歩から繋げていきましょう。