2年生ローテーション道徳
2024年10月15日 17時27分本日、2年生でローテーション道徳を行いました。学級担任の先生以外の先生が道徳の授業を行います。その内の一学級の授業を紹介します。
<教材について>「白ご飯を目指して――萩野公介」リオデジャネイロオリンピックで大活躍した水泳選手、萩野公介さんは、そこへ至るまでに人知れぬ悩みや挫折を乗り越えてきました。その不安と向き合いながら心の安定をどう保つかに焦点を当てた教材です。
<ねらい>自分の弱さと向き合うようになった萩野さんの気持ちの変容について話し合うことを通して、希望と勇気を持ち、困難や失敗を乗り越えていこうとする道徳的心情を育てる。
<生徒の感想>
○弱さを認めず、ずっと自分の中で気持ちを抑えているとそこを改善できず、ずっと気にして行動することになるので、弱さと向き合ってどんどん自分を変えていって、強い自分になれるようにしていきたいです。
○今回の教材を読んで、ありのままの自分を出すことは悪いことではないことに気付きました。良いところ悪いところすべて含めて自分だと思うので、それを知ってもらうためや、新しい自分を発見するためにも、さらけ出していきたいと思いました。
<ご家庭へ>華々しい活躍を見せる一流のアスリートですら、日々、不安と向き合いながら練習を続けています。まして、中学生は理想や憧れと現実の自分の姿とを比較し、心が不安定になりやすい時期です。ご家族の体験や具体例をもとに、心身の調和を保つために不安な気持ちを人に相談することや弱い自分を認めることは、自分らしくしなやかに生きていくうえで大切であることを、お子さんと話し合っていただきたいと思います。