1年生道徳「銀色のシャープペンシル」
2024年10月25日 08時40分昨日、1年生は「銀色のシャープペンシル」という教材を通して、心の弱さを乗り越えて人間としてよりよく生きていこうとする態度を育てることをねらいとする道徳科の授業を行いました。
<教材について>拾ったシャープペンシルを思慮なく自分のものにしてしまった「ぼく」は、友達からシャープペンシルをとったことを疑われた際、「自分で買った物だ」とウソをつき、放課後持ち主のロッカーにそっと返す。その日の夜、心にもやもやしたものを抱えながらも「ちゃんと返したんだからいいだろう」とふてくされていたところに、持ち主の友達から「疑ってごめん」と謝られてしまう。「ぼく」は、自分の過ちを責める気持ちと、心の弱さの間で葛藤し、最後には友達に謝ることを決心する。
「心の弱さを乗り越えるためには、どのようなことが必要だろう。」
○強い意志が必要だと思いました。自分も心の弱さが出てずるをしたことがあり、そのとき罪悪感がありました。強い意志を持ち、善悪の区別をつけたいし、もし悪いことをしてしまったら、そのことから逃げずにきちんとと向き合いたいです。
○心の弱さは誰にでもあるものです。知られるのが怖くてごまかすことや、誰かに否定されるのがこわい人もいると思います。けれど、誰かにとって本当の自分を見せなきゃ生きていけません。ウソもいずれは自分を傷つけることになります。逃げてるだけの自分から変わるには、何かやってしまっても、後悔のない選択を取ることが大切なことだと思います。
○弱いところを全否定するのではなく、弱いところも自分だから、受け入れることが大切だと思いました。でも、誰かが傷ついていたり、困ったりするときは、弱い心を強い気持ちで制御していくことも必要だと思いました。