2年生道徳「『いいね』のために?」
2024年5月25日 10時07分2年生の道徳では、「『いいね』のために?」という教材を通して、多様な視点から法や決まりについて考えることで、法を守り義務を果たそうとする態度を育てることをねらいとする授業を行いました。
友達と二人で見付けたおもしろい動画をSNSで拡散させたところ、他の友達などからの評判がよかった。二人で更におもしろい動画を必死に探している中で、著作権侵害と思われる動画の拡散を一方が持ち掛けてくる。友達からの「いいね」を期待して、著作権を侵害しようとしているAさん。侵害することを恐れ、困惑しているBさん。直接関係はないながらも、無意識に侵害を助長する友達。著作権を侵害されてしまうと生活に支障が生じてしまう漫画の作者。という内容でした。
それぞれの視点から、Aさんの行動について考えることをとおして、法律(著作権法)を守ることの必要性について、みなさんは、どんなことを考えたのでしょうか。
<みんなの感想より>
〇私はSNSを普段から利用していて、公式の画像などを、無断でアップロードする人をよく見掛けます。あまりにもひどいものを見付けたときがあり、その時はDMで注意したのですが、投稿を取り消してもらえませんでした。私はそのような人の嫌になることをしないように、これからも気を付けようと思います。
〇良いと思っても、自分が作ったものではないものを勝手に上げることはしてはいけないし、それを近くで見て「大丈夫」と思って、一緒になってしてはいけないことを学びました。著作者のことをしっかり考えて、どう思うか、自分のやっていることをしっかり見つめ直すことが大切だと分かりました。
〇もし自分が作者の立場だったら、怒るし、やめてほしいと思う。アップロードされたものは、保存とかされて完全には消えないので、絶対にしないで欲しいを思った。
〇著作権を守るために、誰が見ても楽しめるようなものをSNSに投稿したいと思いました。
〇人の作品などを無断で公開したりするのは、その作品を作ったたくさんの人々に影響が出るのでいけないと思いました。みんなから期待されるとやってしまいそうになるけど、それを作った人の気持ちも考えてやらないようにしたいです。