「命の集会」講演会が行われました
2025年12月3日 16時00分インフルエンザ感染拡大防止のため、1・3年生は体育館で対面参加し、2年生は各教室でライブ配信によるリモート形式で参加しました。
講師の先生からは、「LGBTQ+」について、性的指向や性自認(「SOGI」)の詳細な定義や、ご自身の具体的な体験談が語られました。また、日常生活の身近にある差別や、無意識に使ってしまいがちな差別用語についてのお話もありました。生徒たちは、「何が差別につながるのか」「なぜその言葉を使ってはいけないのか」といった視点で、これまでの生活や経験を振り返り、自分事として真剣に耳を傾けていました。
最近ではニュースやSNSでよく聞かれる言葉ですが、生徒たちはその正しい意味を理解し、「自分事」として実際に経験した話を伺うことで、多様な性への理解を深めていました。
生徒の感想の一部を紹介します。
「私は正直、この講演の前までは、同性同士の恋愛や性自認について考えたことはありませんでした。しかし、性自認の違いなどは、あってはいけない違いではありません。一人一人気持ちや考えが違うことは当たり前だと気付かされました。」
「LGBTQだからといって、私たちが『当たり前』にできていることに制限がかかったり、できなくなったりするのはおかしいと思いました。」
「自分や周りの個性を大切にして、『SOGIハラ』のように、自分の発言が誰かを傷つけてしまっていないか、気を付けようと決めました。」
今回の講演で学んだことや考えたことは、今後の人生において非常に大切になってきます。
生徒の皆さんには、この学びをきっかけに自身の知見や視野を広げ、多様な考えや価値観を認めたり、困っている人に手を差し伸べたりすることができる人に成長してほしいと思います。